2006年02月11日

世論は何処から

 外務省疑惑追及の時、辻元、筆坂議員らの追究を聞いていて、これはそのうち返り討ちだろうと感じていた。
 余りに見事に次々と、「内部告発」が続くのに。
 社共両党への止めの一撃、中曽根行革の目的で在った政治的反対派の一掃、その最終章に見えていた。あまりに両党とも脇が甘かった。 そして今日本に存在する政党は実質、与党と余党になった。
 9.11クーデターと言っても良いだろう、その後アスベスト被害、耐震構造偽装問題、自然災害とは言え大豪雪禍、ライブドア摘発、輸入牛問題、東横イン、おまけの紀子妊娠と良くもここまで「大事件」が連続するものだ。
 無論生起したとしか言えぬこともあるのだが、何故今彼等がと言うべきものもある。
 特捜部は何故動いたのか、この時期に。調査費流用いや横領が正確な腐敗した検察幹部が、何故特捜部長の発情を認めたのか。
 鈴木宗男氏のここ*)での発言はより事実に近いし貴重なものに思う。だが話題の渦中であっても、地元での活躍?を慎重に探るなら、先ず地域のために(失礼ながら若干のバックペイはあったろうが)と活動していた事は掴めたはずだ。しかし連日続いたのは本人に止まらぬ、中傷個人攻撃でしかなかった。
 「分かりました」「明らかになりました」「思われます」報道関係者ならその使い分けの意味が了解されるのだろうが、人々の記憶にのこるのは、文末の微妙な使い分けによる、行間の意味づけでは無かった。
 宗男は悪!でしかなかった。
 そして今、ホリエモンはinsからoutsのクズと、同様の手法で被疑者でしかないことなどお構い無しに断罪されている。
 対抗言論の可能性?を予感したいネット世論も、残念ながらその枠内に収まっている。
 世論調査、それが仕上げに0.1パーセントの精度で国民の判断の仕上げをする。 高々1000人のRDD調査の結果で。
 いつの頃からだったろう、毎月数社から世論調査が公表され、それが社会的評価の指標とされ、各社の個性?が論じられるようになったのは。
「情報」商品の販売者たるマスメディアが、その商材の購買動向をマーケッティングしているだけ、世論調査がそれ以上の何であるだろうか。
 人は知性のうんぬんなどに関係なく、刺激の多寡には率直に反応する。小泉よりは今思うなら幾らかはましであった、森喜朗が失脚したのは、著しく低い品性と失言の多さではなく、それを悪意を持って繰り返し伝えられたからでは無かったろうか。

*【敗者復活の政治を!】
山口二郎×鈴木宗男
「世界」2月号から http://takeyama.jugem.cc/?eid=417

 
posted by じゅん at 23:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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鈴木宗男「敗者復活の政治を!」(上)
Excerpt: 〜「世界」から世界へ〜対談シリーズ「小泉政治への対抗軸をどうつくるか」                           岩波書店「世界」特別提携対談シリーズを始めるにあたって  山口二郎2005年...
Weblog: 【マスメディアが民衆を裏切る、12の方法】
Tracked: 2006-02-22 10:45