2006年06月20日

光市母子殺害事件、最高裁判決

 犯罪被害者、遺族にたいする援護が全く欠けた現状で、唯一重刑のみが遺族の希望であるかの現状は悲しい。最高裁判決が高裁差し戻しが、もっとも妥当に思えるのだが、最近のマスコミの、逮捕即犯人と断定してはばかること無い報道姿勢と、それに大きく影響された「世論」の動向が、様々な判決に影響を与えている。
 


この事件について考えれば。死刑の判決も、現行法と社会的雰囲気の中ではあり得るもの、そうは考えられる。しかし最高裁での訴訟指揮が何か安田好弘弁護士を、殊更敵視することだけを自己目的とするとしか見えないありさまで、重大事件こそ厳密に慎重に判断する、そうした常識的立場から、大きくそれているのは残念だ。
 裁判員制度を見据えた変化が、制度内部で進んでいるが、外部のマスコミ裁判、メディアリンチの現状のまますすめば、その結果は、市民的常識の裁判への反映とは程遠いものにしかならないだろう。
posted by じゅん at 10:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 光市母子殺害事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結局高裁差し戻しののようですが、決定要旨を読んでみたいです。最高裁で、弁論を開いたら、結論が大体見えてしまう、と言う現状も何とかしてもらいたいものです。
Posted by nori_px at 2006年06月20日 20:57
結論を「明示」しながらも、取り敢えず時間だけはと言うことでしょうか。報道も三者の論点の併記のような冷静さをもって望んで欲しいものです、多分に望み薄ですが。
Posted by じゅん at 2006年06月20日 21:27
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