(昨日に続き) パロマ工業製の制御装置は、湯沸かし器内の排気ファンが何らかのトラブルで停止した場合、ガスの供給を遮断して不完全燃焼を防ぐ仕組み、と報じられている。開発年度を考えると、現在でもやむない選択ではあろう。
正確には、不完全燃焼に至る排気ファンへの電源供給を「監視」して、ガスを遮断するとすべきだろう。
現在の技術なら、廃気、または設置空間ののCO濃度測定での遮断も考えられはするだろうが、設置場所の多様性から、まだ実用に遠いかも知れない。
そしてこの改造はマニュアルの存在無しでも、多少の電気の知識があれば可能な事だ。
かなりの高温環境の排気ファンは、電源が供給されていても、モーター自体の熱損傷で、不完全燃焼防止装置が健全でも排気は停止、これが恐らく「不正」改造以外の事故原因と考えられる。
モーターの耐熱性が高いものであったらかなりの事故は防げたのでは無かろうか。
業界先駆の安全装置への過信と販売現場での競争による改造。
それに加えてどんな社内事情があったか、経産省(元通産省)も含めた事故情報共有の欠如と、その非公開、それがこれだけ多数の死者を生んだと言えるだろう。
ご心配の方も多いだろうが、室外設置のものには不安はない、ただ排気口の熱には注意が必要だ。空間利用の高密度化で人体との接近が不安な例は良く目にするる


