2006年07月19日

国防はあるのか?もう一つのMD

 Mountain Defenseと思いつきで検索してみたら、何とそうしたサイトがかなりあった。
 無用の長物、アメリカへのみかじめ料のMissile Defenseでは無いので、誤解無きよう。
 昨日今日の梅雨前線の豪雨で各地で死者が続出している。
 小泉後が言われ出してから、やたらに露出する安倍晋三が、役職上とは言えもするが、「適切、迅速に対処・・」などニュースは伝える。
 支持率上昇はこの仕掛けに尽きているが、それは言外の秘密だ。 線香花火で鳥を落とそうとする愚には熱心な政府だが、阪神大震災直後には、何とはなしに存在した、自然災害による死者のかなりは防げる、防がねばの空気は雲散霧消してしまった。
 ここ数年の降雨は、これまでとパターンが異なる、それは誰しもが感じているだろう。
 高度成長以降の無計画な宅地開発、持ち家政策での保守化誘導と景気操作。
 そして「構造改革」の旗の下にの地方の切り捨て、これが人災を大きくしている。
 多少でも山に入る人なら、荒廃は嫌でも目に入る。木材価格の値崩れ。
 森林組合は遠からず、一県一組合の維持も難しくなるだろう。
 「国防」とはそこに住む人々の生命財産社会を守る以外の何ものでも無いだろう、であれば先ず山を守れ!河を、堤防を!守れミサイルに濫費を重ねるゆとりか何処にあると言うのか。
posted by じゅん at 23:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
道路は作れど防災対策ははかどらないのが、日本の土木行政の悪弊でしょう。災害が起こらないと予算が付かず仕事が無いのが実情です。田舎の知り合いは、建設業で現在職探し中です。嗚呼。
Posted by nori_px at 2006年07月19日 23:48
地域伝承、水源地集落の消滅、これはすごく大きいと思います、生活を続けたくとも職が・・ですからね。
Posted by じゅん at 2006年07月21日 00:09
国防とは国民を守るためのもの。こんなあたり前のことを誰も言わなかったのです。まさに眼からウロコの思いで読ませていただきました。今日の私の記事でも取り上げさせていただきました。お読みください。
Posted by ヘンリー・オーツ at 2006年07月21日 15:58
ありがとうございます、少なくとも誰もが、日々安寧に過ごせる、それを保証しようと努める、そこが出発点に思うのですが、仮想の有事と構える心理は何処から来るのでしょうか?
Posted by じゅん at 2006年07月21日 22:07
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック