2006年09月24日

機会も時間も余り






  このポスターをいつ頃から目にしたかを、思い出したほしい。
 多分後継決定後のつい最近の方が大多数では無いだろうか。自民党の地域支部事務所などにはあっても、これまでの支持者の所では総裁選前の掲示は極めて稀では無かっただろうか。
 そして支持者、掲示箇所も激減している。他の政党と比較しても公明、共産には遠く及ばない。民主、社民よりは多い、それが実感では無かろうか。 しがない稼業で週に二度ほど、同じ所を車で走る、そんな暮らしを20年近く続けているが、特にこの5年ほどは、そこから見える自民党支持者の激減は著しい。投票依頼、選挙直前の電話も全く無くなった。
 知っている自民党議員は、集金パーティーに大学教授の妻の教え子を、単位を餌に出席させた。
 面白い事に、この妻の母は岩波の「世界」の読者なのだが、それでも選挙前には、婿に投票をと頼んでは来る。
 公明党とて支持者は高齢化しつつあるのだが、自民党は足元が確実に崩れ始めている。
 一方民主共産社民はどうか?と言うなら、中曽根行革以降の、下級公務員攻撃のための民営化、人員削減で、やはり同様に現状では、組織維持も10年とは続けれれないだろう。
 確固とした政治勢力が不在の中で、選択が迫られる、そうした時代に入りつつある。
 それへの一つの回答がマスコミが舞台を提供した5年間の「小泉劇場」と言えるだろう。
 主導権は間違いなく向こうにある、現状では。
 全く題性の無い、安倍政権では一層言論操作的手法が洗練され、当たり前のものになるのは間違いない。
 共謀罪反対、安倍NDとネット上で一定の波紋を生み得た流れを、次の参院選に向けて、日本のあり得べき具体的な展望として結晶させ、野党の結集の軸にまで育てる、遥かな彼方の目標にも思えるが、それを少しでも早く実現しないと、機会も時間もそう多く残っているとは思えない。
 その意味で下の提案は注目に値する。

http://blogs.dion.ne.jp/origutitetu/archives/4107756.html
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/cb0cb87d042634283316d74d0df400fc
http://www.assert.jp/data/1998/24502.htm
posted by じゅん at 12:51| Comment(7) | TrackBack(0) | 政治 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今から、お金をためて、50歳になったら「ニュージー」にでも移住しますわ…

Posted by ふにゃ夫 at 2006年09月25日 19:31
今から、お金を貯めて、50歳になったら「ニュージー」にでも移住しますわ…
Posted by ふにゃ夫 at 2006年09月25日 19:34
 時間のある方は、本当にそう考えた方が良いのかも知れません。NZはかなり住みやすいようです。
Posted by じゅん at 2006年09月25日 20:12
しかし、私なりの「愛国心」がそれを許さないのですよ…

Posted by ふにゃ夫 at 2006年09月27日 01:19
対アングロサクソン諜報員として渡り、美しく同僚を迎える根拠地形成の任務と考えれば、問題は解決出来るのでは無いでしょうか(笑)。
Posted by じゅん at 2006年09月27日 09:27
資金面・等の後方支援をしてくれる組織に属さず、単身「G13」のように乗り込んでも、そりゃ単なる「テロリアン」じゃないですか(~o~)

イスラム化っ!?←(欧米化っ!?のパクリ)
Posted by ふにゃ夫 at 2006年09月28日 00:09
そうそれこそ愛国の至情です(#^.^#)
Posted by じゅん at 2006年09月28日 21:43
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