多くが自らネトウヨ?と奇妙な名乗りを上げる手合いなのを、記憶しておこう。 こうした事件については呆れるほどの情報が流れる。
しかし大半は、極刑死刑と繰り返すのみで、被害者関係者の悲しみ苦しみに共感すると言いながら、その実ご遺族の痛みを癒やそうとする歩みを、妨げる類のものばかりだ。
それに、いわれない弁護士批判が間違いなく付属する。
そうしたことを百万遍繰り返しても何も変わることなど無い。
今回は再犯者、むしろそこに着目し、何故再犯者が発生するのか、それを低減させる努力は為されているのか、そうした点を論議すべきなのだ。
現在刑務所は、定員超過収容、それは良く知られている。がそのかなりが覚醒剤関連なのは、知られていない。そして矯正施設と言いながら、薬物離脱プログラムなど無いに等しい事も。
法務省が終始手を拱いているとは言えないが、刑務所の実体は、有用な多数の自主講座を有する、犯罪者の大学であるのは、関係者周知の事実だ。
再犯累犯者には、殆ど矯正の効果がない、それが重罰化以前に改められるべき点なのだ。
WEB上で、残虐事件の詳細を書き散らす、心ない輩は、それが社会規範に外れるのを承知でする。
それと共通する構造だ。
それをしにくい仕組みと、向かわない人間形成、社会構築、双方が必要なのだ。
報復だ殺せ!そうした言葉の氾濫が何に資するだろうか。