「経財諮問会議に御手洗氏ら民間4人内定 小泉路線継続か」朝日、30日
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領、中国の胡錦濤国家主席と安倍晋三首相の会談、関係修復は既定路線だろう。上記記事を併せれば、財界(罪界と言いたくもなるが)の了解があることが見て取れる。
靖国参拝は、明言しないとしても任期中には出来ないだろう。
そこで、この間小泉政権が焚きつけて来たた、ナショナリズムを何処に向けるか?
言うまでもなく内政、教育基本法改定、加えて火事場泥棒的に共謀罪、そうした復古的規制強化の方向にだろう。それは所信表明でも明言している
特に「再生」の必要があるわけでもない教育改革の中身が、もっとも「規範意識」の希薄な、与党政治家諸君に「愛国心」と並べて、その眼目として掲げられるとはなんたる皮肉な事態だろうか。
頼りなげな安倍首相だが、周辺はネオナチとでも言いたい、極右議員が閣僚として並ぶ、チームとしての力は侮れない。
ある意味「個性的」であった前任者者と異なる、希薄な存在感には、個人の資質、人格への着目でなく、具体的政策への批判を、幅広く続けなくてはならない。