2007年04月17日

憲法が もったいないと 涙する

okori2.jpg「わらった顔をして、町のよこちょうにたっていたおじぞうさんは、八月六日原子爆弾をうけ、爆風でふきとばされた。

水をもとめ、にげのびてきたひとりの女の子の目には、そのおじぞうさんが、おかあさんにみえた。

やがて、おじぞうさんは、目をぐっとにらみ、口をぎゅっとむすび、仁王の顔になった。目からあふれた涙が女の子の口もとにながれた……。」(「金の星社、 絵本 おこりじぞう、山口勇子原作

 この話を知っている人は多いかと思います。


日本国憲法
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


 安倍首相はこの「国の交戦権は、これを認めない。」が日米同盟にとって邪魔だ、と主張します。
 では、何処で誰と戦うために必要なのでしょうか?
 60年間、変える手続きが無かったと言うことは、その必要を誰も感じなかった、そう考えるのが自然でしょう。

 戦争をしないこと、それはアジア太平洋戦争の300万人以上の犠牲者からの、私たちのへの贈り物です。
 
 憲法を粗末にする、政治の動きには、おこり地蔵さんが、再び涙しているかも知れません。
posted by じゅん at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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