先に書いた記事でリンクは貼ったのだが、それを辿って読む人も、多くは無いと思うので、転載。
絶対数ととしては、今回の補選が少ないが、傾向としては同じ。巨大組織による、操作を窺わせる変化が起きていたのだ。
選挙が無い年には、考えられない、人口移動(笑)。時間があれば、参院補選について調べて見たいのだが。
href="http://scc.daoffice.com/board/viewer.phtml?category=256&topic=23084&id=1" target="_blank">西播センター合唱団
オキナワ知事選は不正選挙? 2006年12月04日(MON) 19:55
沖縄の知事選挙では平和共同候補の糸数けいこさんが負けてしまい、がっかりしましたね。
しかしこの選挙、期日前投票が異常に多かったことについて、実態のない住民票の不正移動が噂されています。
なんと総投票数の16%がいわゆる不在者投票だったのです。
選挙法のせいで地方選挙は有権者登録数が減ります。
地方選挙は国政選挙と違って3ヶ月前に住民登録しておかないと有権者名簿に載らないから、どうしても3か月分の移動者が選挙資格を失ってしまうんです。
しかし沖縄知事選挙では地方選挙なのに、かえって有権者数が増えているというのですから、変だと思いました。
そこで、わが街ではどうかなと調べてみました。
数字の苦手な人は、そこだけ飛ばしてもらってもいいです。
いい加減な数字は入れてませんから。
兵庫県議会議員選挙 2003.04.13 有権者数 371,438
姫路市長選挙 2003.04.27 有権者数 371,104
姫路市議会議員選挙 2003.04.27 有権者数 371,104
衆議院小選挙区 2003.11.09 有権者数 374,757 +3653
衆議院比例代表 2003.11.09 有権者数 374,868
参議院兵庫県選挙区 2004.07.11 有権者数 375,844
参議院比例代表 2004.07.11 有権者数 375,970
兵庫県知事選挙 2005.07.03 有権者数 374,672 -1298
衆議院比例代表選挙 2005.09.11 有権者数 376,625 +1956
衆議院小選挙区選挙 2005.09.11 有権者数 376,510
やはり地方選挙では有権者が減っており、国政選挙では有権者が増えています。
沖縄知事選とは逆ですね。
姫路の場合、その変動幅は1%程度です。
沖縄のように逆方向に7%も変動するってのはどうなんでしょう。
しかし自然変動の影響もあるだろうから、うかつにものは言えません。
転勤などによって人口は常に異動しています。
沖縄は人口移動が多いのかも知れないと考え、沖縄県の人口変動を調べてみました。
表は見るのが大変なので一番下にはりつけました。
ここでは結論だけ。
〈沖縄県の人口変動と有権者数〉
平成14年 1年の人口増加 9,308人。(776人/月)
平成15年 1年の人口増加 8,515人。(710人/月)
平成16年 1年の人口増加 9,289人。(774人/月)
平成17年 10ヶ月間の人口増加 6,266。 (627人/月)
ウェブサイトで公表されている統計はここまでです。
こうしてみると一年間の人口増加は一万人程度であることがわかります。
月平均で600〜800未満です。
10ヶ月後の平成18年11月19日、沖縄県知事選挙が執行されました。
選挙当日有権者数は 1,047,678人でした。
この有権者数になるためには、県人口はどの程度でなければならないのでしょうか。
前回知事選の有権者比率である0.737を代入すると
推定人口 1,421,544人。
昨年6月の県会議員選挙のデータを使えば、なんと推定人口は1,511,800人!
選挙人名簿は10ヶ月後の8月1日を基準日にするはずですので、それまでに少なくとも、54,690人も増えなくてはなりません。
自然増加が約1万人とすれば、10ヶ月なら8,333人の増加でしかないはずです。
去年から今年にかけての10ヶ月間で、46,300人程度の有意の変動(増加)が見られます。
月平均増加が3,380人〜5,470人。
今までが600人〜800人でしたから、これは異常というしかありません。
下の表で確かめて欲しいのですが、今回の知事選挙の選挙当日有権者数は1,047,678人。
一昨年6月の沖縄県議会議員選挙に比べて、選挙当日有権者数は102,574人増加。
そして今回の知事選挙の期日前投票者数110,606人・・・・。
不正の匂いがぷんぷんしませんか?
けれどいまだに、まさかそこまでするだろうかとの疑念が消えません。
私の分析が間違っているのでしょうか。
【資料】沖縄県の人口変動と有権者数 選挙データ
平成14年
1月 1,330,718 2月 1,331,589 3月 1,332,109 4月 1,327,543
5月 1,332,546 6月 1,333,976 7月 1,334,710 8月 1,335,359
9月 1,337,006 10月 1,337,975 11月 1,339,216 12月 1,340,026
11月17日の沖縄県知事選挙、選挙当日有権者数 987,030人。
(有権者比率(有権者/人口)=0.737〉
平成15年
1月 1,340,881 2月 1,341,842 3月 1,342,233 4月 1,337,719
5月 1,342,727 6月 1,343,854 7月 1,344,358 8月 1,344,911
9月 1,346,204 10月 1,347,304 11月 1,348,413 12月 1,349,396
1年の人口増加 8,515人。(710人/月)
11月9日の第43回衆議院総選挙 選挙当日有権者数 1,003,801人。
(有権者比率 =0.744)〉
平成16年
1月 1,350,236 2月 1,351,175 3月 1,351,706 4月 1,346,768
5月 1,352,496 6月 1,353,598
7月 1,354,473 8月 1,355,216 9月 1,356,651 10月 1,357,216
11月 1,358,313 12月 1,359,525
一年間の人口増加 9,289人。(774人/月)
平成17年
1月 1,360,588 2月 1,361,312 3月 1,362,040 4月 1,357,089
5月 1,362,352 6月 1,363,364 7月 1,364,107 8月 1,364,781
9月 1,366,224 10月 1,366,854
10ヶ月間の人口増加 6,266。(627人/月)
6月6日 沖縄県議会選挙 選挙当日有権者数 945,104 人
(有権者比率=0.693)〉
6月11日 参議院選挙区 選挙当日有権者数 1,011,473人
(有権者比率=0.748)〉
平成18年11月知事選挙 選挙当日有権者数 1,047,678人