テレビ、全国紙が、国民投票法案を成立が同然とし(事実としてそうではあっても)、問題点を指摘しながら、与野党の駆け引き、綱引きとしてしか報道しない、出来ない状況で、ネットによる世論形成がこれまでにも増して重要に成っていると思います。
このところブログランキングについての言及が幾つかのブログにありますが、着目すべきはそれより外の、社会的政治的言及を主にするブログが全体と下は極めて少数であり、現状で言えば大きな影響力を持ってはいない、そこにあるのでは無いでしょうか。
大手のブログサービスの新着記事は万単位です。そこでこうした記事に遭遇する機会は稀です。主張が相通じるサイトの結びつきは必要なのでが、それ以上に、「非政治的」なブログの開設者、読者にマスメディアが果たせていない情報提供を試みる必要は無いでしょうか。
2006年の総選挙での、自公の得票率はほぼ投票総数の半分。投票率からすれば、全有権者の三分の一足らず。国民全体では四分の一。小選挙区制の歪みで生まれた、独裁政権と言っても過言ではありません。
次々に打ち出す政策は、悉く国民生活の破壊と、少数者への富、機会の独占に傾いています。
日常のあれこれを綴る事の多いブログでも、その記事の端々に注目すると、そうした現状への不満、別の選択肢への期待が見て取れます。
そうした人達を、日常的に政治に関わることが少ないからと、自ら発信を敢えてはしないからと、われわれは切り捨てがち、そうした傾向は無いでしょうか?
ブログの影響力を、ランキングの位置で捉えるのは一つの方法です、しかしカテゴリ別でなく、総体のランキングでつねに上位を占め、社会的な影響力を多少とも持つのは「きっこのブログ(日記)」を例外として、稀では無いでしょうか。
(個人的には、読まれやすさを主眼として、時に誇張、差別表現に傾く、同ブログには問題を感じています)
それにしても、世論、もっと狭くネット世論を形成する力にはなり得ていないのでは、無いでしょうか?
誰もがブログを始めた時、まず新着記事から目に付くものを、そうして繋がりを拡げていったのでは無いでしょうか。
ほぼ同じ方向を目指す人々との連携を持ち得た現在、再度それを拡げる、それを意識的に試みる必要は無いでしょうか。
もう一つブログを!現在は携帯投稿に殆ど対応なので、初期登録を済ませれば後は送信先を増やすだけの事です。できる限り携帯アクセスを考慮し軽いサイトが望ましい。
多くのブロガーは、サイト全体の新着記事に常に注目しています。そこでは政治に関わるエントリーは極めて少ないのが現状です。そこに問題提起をするには、多くの方がされるように、問題点を網羅した長文を提出するよりは、長くともHEADLINE、テレビ、ラジオのニュース程度の長さで、生活実感で感じる疑問、矛盾に繋がるエントリーを多数する必要があるように考えます。
同一記事の複数投稿を敢えてする、その必要があると思います。
世論は反復して送られる情報(ニュース)の集積とも言えるのですから。
PCブロガーには、お喋りの場とも見なされがちな、小中学生さえ珍しくない携帯ブログにも、さり気ない日常を綴る中に、未来を何処に見いだすのか、そうしたつぶやきは、あからさまに政治的な表現ではありませんが、決して少なくは無いのです。
>生活実感で感じる疑問、矛盾に繋がるエントリー
>さり気ない日常を綴る中に、未来を何処に見いだすのか、そうしたつぶやきは、あからさまに政治的な表現ではありませんが、決して少なくは無いのです。
そうですね。
長い記事もそれはそれで好きなのですが、「読みやすい」記事だと、諸問題を身近に感じやすくなりますね。
如何に説明するかも、書く人しだい。
如何に短くするかも、書く人の腕しだい。
難しいことかも、知れませんが。
信頼性については、色々見方があるテレビ視聴率、1%でも100万人。
その楽さを埋める表現の多様さが、求められているでしょうね。
4月末に民主党HPに「反安倍BLOG連合」と銘打ったブログを立ち上げることを提案したのですが、「提案を政策に役立たせたいと思います」といった紋切り型の事務的判事をもらっただけです。
そういったブログを立ち上げて、反安倍のブログにトラックバックさせて、それをある程度編集し、紹介する。ある程度軌道に乗ったら、マスコミに紹介する。
そして郵政造反議員復党を批判する記事はどのくらいあった、国民投票法案強行採決にどのくらい、松岡批判記事がどのくらいと統計を取って紹介するのも一計かと思います。
私自身がやればいいのですが、ごく貧乏な低年金生活者で、私のブログにしても無料ブログで字数と画像貼り付けの制限を受けていて、画面自体の編集は全然不可能な状態です。
ある程度のパソコン技術と時間と金銭的余裕が必要かと思います。夏の参院選に向けて、そういったことができる人はいないでしょうか。
ご丁寧なご挨拶ありがとうございます。
ささやかな提案を早速お取り入れ下さった事にも、感謝致しております。
具体的なあれこれについては後刻、ご連絡差し上げます。