http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005より転載
【橋本勝さんのコメント】
5月15日、イラクへの自衛隊派遣を2年間延長するイラク特措法改正案が衆院で可決された。
愚かなる判断のもと、愚かなるイラク戦争へ突き進み、アメリカの若者を死なせ、膨大な数のイラク民衆の生活と生命を破壊した、愚かなる大統領ブッシュ。そのイラク戦争を開始早々支持したのが、我が日本の愚かなる首相小泉純一郎だった。その後を継いだ安倍首相も、イラク派遣を2年間延長するという、愚かなる決断をした。
1国のトップの愚かさが、どんなに国を、世界を、悲惨なことに追いやることか…。この上は、そんなリーダーの愚かさについてゆくほど、国民は愚かでないことを、選挙で証明してやらなければならない。おそらく次の米大統領選で、アメリカ国民はそんな賢明な民意をみせてくれるだろう。そして日本の国民も来る参院選で、賢明なる選択をしてくれることを切に願っている。
【ヤメ蚊】
米軍はバグダッドで宗派間に壁をつくろうとしたが、地元の市民の反対で宙に浮いている。
この壁は、【総延長5キロに及ぶもので、スンニ派が住むアダミヤ地区にシーア派の「暗殺部隊」が入り込むのを阻止するとともに、スンニ派の過激派がシーア派を攻撃する拠点にするのも同時に防ぐことを狙っている】(時事)。
しかし、【壁の建設に対して、住民やイラクの国会議員は強い反対の声を上げている。壁によって宗派対立がさらに激化するというのがその理由だ】。
安倍ら現政権首脳は、日本海に壁をつくろうとしている。そして、それが愚かなことであることは、日々死に怯えるイラク市民でさえ、理解している。私たちが理解できないのは恥ではないか?
壁に反対する子どもの憂いは深い(ここ← クリックして、右端の「IN PICTURES」の「The Baghdad wall」をクリックし、その9番目の写真)。彼は言う。「一つ壁をつくれば他にも壁ができるかもしれない。元々反対していた壁までも…」(Al-Maliki said he feared the wall "might have repercussions which remind us of other walls ... which we reject" [AFP])
安倍にこの子の思索の深さを学ばせたい!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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